屋久島の里には森川海のめぐりとつながりと人の営みがうみだした彩りゆたかな風景が広がっています。
私たちモスオーシャンハウスのある高平集落の山麓には、集落のご神山『高平岳』に見守られ代々うけつがれてきたぽんかん・たんかんを中心とした柑橘畑があります。森川海のめぐりとつながりのなかで暮らす人の営みによって里の森は柑橘畑へと姿をかえ、彩りあふれる美しい風景を里地に育んできました。
そんな美しい柑橘畑も徐々に畑の担い手の減少や高齢化とともに、、、
思うように手入れできない畑がふえ、草刈りもままならず雑草に覆われ、枯れていく果樹がたくさんあります。。。
ぽんかん、たんかん、甘夏、ハッサク、スイートスプリング、桜島小みかん、スモモにライチにグアバにバナナなどなど。。。畑の中にはびっくりするほど多種多様なフルーツたちが植えられています。
この多種多様なフルーツ達は、じーちゃんばーちゃんが未来の子どもたちが今より少しでもゆたかな暮らしができるようにと、こつこつと愛情込めて、丁寧に育ててきたものです。
でも悲しいことに現実は、、、
実をつけてもほとんど人の口に入ることなく朽ちていく果実があまりにもたくさんあることを知りました。
その①草刈りのお手伝い💪
南国の屋久島は草の成長もあっ!とゆうまの出来事。年に何度も敷地全体の草刈り作業があります。
つながり①ついに野良大根を収穫!
昨年なんとかかんとか草を刈り、除草剤を撒かずに畑の管理が出来たため、今年はついに!柑橘畑内にばんばん自然に生えてくる野良大根を収穫できました!
その②収穫のお手伝い💪
広大な畑の収穫作業も人出がないとまわりません。
つながり②傷ものや小さくて商品にならずに今まで廃棄されていた柑橘は友人のカフェスタンド(日と月と)にてもれなく美味しいジュースに!11歳以下無料!よっ太っ腹!
その③畑のお片付け→無煙炭化器で炭焼き
その④商品開発💪
東京の三軒茶屋駅から徒歩8分のところにある『こころ、みつる、くらしを』をテーマに、日々の暮らしをゆたかにする食や暮らしの道具、楽しいワークショップなどを通して提案されている『みつる堂』さんとのコラボレーションで小さかったり、傷があったりなどの理由で未利用な柑橘類にあらたな価値をうみだせるよう商品開発をすすめています。
みつる堂さんのHPはこちら↓
https://www.mitsuru-do.co.jp/aboutus.html
つながり④今年(2021年)12月に収穫した、流通にならない小さなサイズや傷もののポンカンがみつる堂さんの手によって素敵なぽんかんジャムにうまれかわりました!
『つながるぽんかんプロジェクト』もまだまだはじまったばかり。
里の恵みがこの先も暮らしをゆたかに彩っていくように。出荷されない柑橘たちもおいしくたのしくめぐらせる、みなさんからのつながるアイデア大募集中です。